ギモン解決☆不動産担保ローン

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不動産担保ローンの主たる審査基準

 金融会社からお金を借りるなら、審査を受ける事になります。
キャッシングもその1つです。
キャッシングという商品の場合、基本的には本人の返済能力を審査されます。
例えば、収入の状況です。
今後継続的に返済できる能力が高いなら、審査に通りやすくなる傾向があります。
ですから安定企業に勤めていると、審査に通る確率も高くなります。
不動産担保ローンも、その点は審査されます。
ですから公務員や上場企業などで働いている方々は、総じて審査に通る確率も高いです。
逆に収入が不安定ですと、落とされる可能性はあります。
ですが不動産担保ローンには、返済力の他にも審査基準があります。
主に不動産物件の価値と、掛け目です。
物件価値が高い方が審査に通りやすくなりますし、掛け目が低い方が通りやすいです。

 そもそも不動産物件は、それぞれ資産価値は異なります。
例えば便利な場所にある不動産物件は、総じて高く評価される傾向があります。
駅の近くにある不動産物件や、近所に便利なお店が沢山ある物件ですと、高く評価される訳です。
その他にも、物件の将来性もあります。
地域によっては、今後色々な開発が積極的に進められる予定があります。
その地域にある不動産物件も、高く評価される事が多いです。
また耐用年数が長い物件も、価値が高いです。
これらの物件価値は、審査の通りやすさとの密接な関連性があります。
上述の「本人の返済能力」も、確かに審査される事になります。
ですが、それ以上に物件価値の方が重視される訳です。
資産価値が非常に高く、交通至便なエリアにある不動産物件なら、限度額も高くなる傾向があります。

 また不動産担保ローンには、掛け目があります。
掛け目は、担保ローンで借りられる金額の大きさに関わってきます。
掛け目は、85%や70%などパーセンテージで表現されます。
その数字が大きいほど、大きな金額を借りられる訳です。
例えば不動産物件の価値が2000万円で掛け目が80%なら、1600万円は借りる事ができます。
物件価値に掛け目を乗じて、融資額が算出される訳です。
ですから掛け目が70%なら、もちろん1400万円になります。
この掛け目の数字の大きさも、審査の通りやすさに関わってきます。
例えば掛け目が80%では、融資を受けるのは困難だとします。
しかし掛け目を65%に落とすと、審査を受けられる事もある訳です。
ですから審査に通りづらいと見込まれる時は、掛け目を低くしてみる方法もあります。

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