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不動産担保ローンは繰り上げ返済はどうなるのか
不動産担保ローンで借りた時は、毎月決まった日に返済する事になります。
例えば返済日が25日になった時は、基本的にはその非に銀行から引き落としされる訳です。
その返済日は、金融機関によって異なります。
毎月27日が返済日の金融会社もあります。
ところで金融機関からお金を借りた時は、早期返済が検討される事も多いです。
早めにお金を返したいなら、上述の日付の前に返済する方法もあります。
毎月25日という引き落とし日を待つのではなく、10日や15日など早めに返済する事も可能です。
いわゆる繰り上げ返済です。
繰り上げしておけば、その分だけ残高も早く減ります。
ただし繰り上げには注意点もあって、返済手数料も考慮しておく必要があります。
ローン商品によっては、繰り上げ時に手数料を払う事になるからです。
手数料を支払う場合、負担額が増えてしまう事もありますので、注意が必要です。
例えば繰り上げ返済をする時の手数料が1万円だとします。
問題は、1万円支払うメリットがあるか否かです。
確かに早めに返済すれば、残高を減らす事はできます。
しかし1万円は払うことになるので、状況によっては繰り上げしない方が良い事もあります。
ですから繰り上げ返済を慎重に検討している方も多いです。
上述の不動産担保ローンはどうなるかというと、金融機関によっては繰り上げ手数料はあります。
たいていパーセンテージ制になっていて、返済する金額に所定の数字を乗じて、手数料が算出されます。
例えば繰り上げ手数料が3%で、10万円を返済する時には、3000円分の手数料を支払う事になる訳です。
その%の具体的な数字は、金融会社によって異なります。
ただし手数料が有料になるか否かは、金融会社によって異なります。
確かに一部の金融機関は、繰上げ手数料は有料になりますが、中にはその手数料が無料の金融会社もあるからです。
ですから「繰り上げ手数料が無料であるかどうか」は、金融会社を比較する基準の1つになります。
なお繰り上げ手数料の返済可能額も、金融会社によって異なります。
例えばある銀行の場合は、1万円単位で返済するルールになります。
繰り上げの返済額は最低10万円であり、1万円刻みで返済できる訳です。
ですから5万円や8万円などで返済する事はできませんし、115000円する事もできます。
前者は10万円未満であり、後者は1万円刻みでないからです。
しかし銀行によっては、1円単位で返済可能な事もあります。
ですから「繰り上げの返済額」も、不動産担保ローンを比較する基準の1つになります。