ギモン解決☆不動産担保ローン

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不動産担保ローンと住宅ローンはどう違うのか

 不動産に関連するローン商品は、複数あります。
住宅ローンもありますし、不動産担保ローンもその1つです。
その2つのローン商品は、たまに混同されている事もあります。
ですが両者には色々異なる点があって、その1つは金利のシステムです。
前者の住宅ローンには、変動金利というシステムはあります。
金融情勢に応じて、金利が変化するシステムです。
ある時の金利は1.0%でも、状況によっては1.1%などと変化する事があります。
その他にも、住宅ローンには固定金利もあります。
ですが不動産担保ローンは、変動金利はありません。
固定金利だけになります。
金利が変動しない以上、かえって分かりやすいと評価されている事も多いです。
金利の数字が安定的なので、返済の計画は比較的立てやすいという声もあります。

 生命保険に関する違いもあります。
住宅ローンで借りる時には、必ずと言って良いほど生命保険に加入する事になります。
というのも、借りる本人に万が一の事態があり得るからです。
急病などを含めて、色々なトラブルもあり得る訳ですが、それに備えて生命保険に加入する事が義務付けられています。
生命保険に加入する以上は、審査もあります。
ですから住宅ローンの審査のハードルは、少々高めです。
それに対して不動産担保ローンの場合は、わざわざ生命保険に加入する必要もありません。
このローン商品の場合は、不動産物件が抵当に入れられるからです。
万が一の時には、その抵当物件が活用される都合上、わざわざ生命保険の審査を受ける必要もありません。
保険の申し込みも不要ですから、比較的手軽に申し込める傾向があります。

 そして借りたお金の使い道です。
住宅ローンの場合は、利用目的は著しく限定されます。
あくまでも住宅に関する利用目的に限られるからです。
例えばマイホームを購入する時のお金や、リフォームなどに限られます。
借りたお金は、住宅以外に使用する事はできません。
ですから住宅ローンで借りたお金は、生活資金やプライベートなお金に使うことはできません。
しかし不動産担保ローンは、使い道が特に限定されない訳です。
自分のプライベートな趣味などにお金を使っても問題ありませんし、生活資金に使う事も可能ですし、リフォームなどに使う事もできます。
つまり使い道は「自由」という事になります。
以上の「固定金利」と「生命保険」と「使い道」という3点が、住宅ローンと不動産担保ローンの主な違いになります。

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